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中央アフリカ共和国

(ちゅうおうアフリカきょうわこく、フランス語: République centrafricaine、サンゴ語: Ködörösêse tî Bêafrîka)

通称中央アフリカはアフリカ中央部にある国家。北東にスーダン、東に南スーダン、南にコンゴ民主共和国、南西にコンゴ共和国、西にカメルーン、北にチャドと国境を接する内陸国で、首都のバンギはウバンギ川河畔に位置している。
人口は550万人ほど。国土面積約623千平方kmはアメリカ・テキサス州よりやや小さい。大部分が海抜500mの平坦地で北部にはボンゴ山地が聳え立つ。中部から北部にはサバンナが広がり、南部に全土の8%程度の熱帯雨林がある。北部と南部にはウバンギ川、シャリ川が流れており、植民地時代の名称の由来となっている赤道に近いため熱帯気候を示す。北部は熱く乾いたハルマッタン風が吹き砂漠化を進めている。 言語は、公用語がフランス語である。日常生活では、フランス語とサンゴ語が事実上の共通語となっている。

宗教は、伝統的宗教が24%、プロテスタントが25%、ローマ・カトリックが25%、イスラム教が15%、その他が11%。

経済は、第一次産業が主。綿花やコーヒーを輸出している。ダイヤモンドやウラン、金などの鉱産資源も産出し、同様に輸出している。しかし内陸国であるため資源の輸送費は高くつき、ダイヤモンドやウラン利権も関係した政情不安が度重なっている。また経済も大きな打撃を蒙り低迷が続いていて、人口の9割は一日2ドル以下で生活している状況である。

Wikipediaより一部抜粋。  解説:青木弘 2019年7月現在